新品同様の状態をキープする、シルクベールのお手入れ方法

皆さま、シルクベールをお手入れしたことありますか?

買ってからそのまま使い続け、すっかりシワだらけになっていないでしょうか。


スタジオで練習を重ね、ステージでのパフォーマンスに使い、さらに野外でも使用したり。

踊っている最中だけではなく、体に巻きつけて使ったりと、実はけっこう酷使していませんか?


白のシルクベールを購入して数年後に洗ってみたところ、水が黒くなるほど汚れていた、という友人の経験談があるのですが、実はシルクベールも使い続けるうちに汚れてしまうものなのです。

消耗品と割り切って使うのもアリですが、せっかくならお手入れしつつ長持ちさせたいですよね。


ちょっとしたケアで、シルクベールのステージ映えもグッと変わってきますので、お手入れ方法をいくつかご紹介します。



シルクベールのシワの取り方


天然繊維のシルクは、繊細なだけにシワの付きやすい素材です。

たたんで収納しておくと必ず折りジワが付いてしまいます。


折りジワ程度なら、シルクベール全体に霧吹きをして数時間吊るしておくと、ある程度のシワは消えてしまいます。

お風呂上がりの湿気の多い浴室に吊るしておくのも、同じ効果が得られます。


使っているうちに、細かいシワが増えてツヤがなくなってしまったら、霧吹きをしながら中温でアイロン掛けするのがオススメです。

薄くて繊細なシルクなので、アイロンを生地の上に滑らせるのではなく、やさしく押すようにしてシワを伸ばします。


光沢が蘇りツヤツヤになるので、パフォーマンスの前に衣装の準備と併せてシルクベールもアイロン掛けしておくと、ステージ映えが全然違いますよ。

光沢があると照明の光を反射するので、シルクベールも輝きます。



シルクベールのお洗濯方法


シルクベールを洗う目安は使う頻度によるのですが、細かいシワが沢山できて使い込んでる風になっていたり、色がくすんできたと感じたら、一度お洗濯してみましょう。

中性洗剤で手洗いするか、洗濯機のドライコースでOKです。


洗っている最中に多少色が落ちてくることがありますが、シルクベールの色が薄くなることはありません。

(CHAKA*のシルクベールは余分な染料が落ちるだけなので、シルクの色に影響はありません。他のシルクベールに関しては、端の方を洗ってみて大丈夫そうなら試してくださいね。)


手洗いの場合でも洗濯機の場合でも、仕上げに柔軟剤を入れるとシルクが柔らかく仕上がるのでオススメです。

硬くてベールワークしにくかったシルクベールも、しなやかで使いやすくなりますよ。


手洗いの場合は最後に手で絞りますが、手で絞るよりも洗濯機の脱水を使う方が生地を傷めません。

ドライコースの脱水、もしくは2分ほど脱水にかけると、手で絞るよりもアイロン掛けしやすくなります。


脱水後はすぐに中温でアイロン掛けして、この場合もシルクを傷めないようにアイロンを滑らせず、生地の上からアイロンをやさしく押すようにします。

アイロン掛けが終わったら、完全に乾燥するまで広げておくとシワが付きにくくなります。


お洗濯後のシルクベールは、明るい色はとくにくすみが落ちて、新品同様の状態に戻りますよ。

ぜひ試してみてくださいね!

お手入れ方法でご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。



NO.1 シルクベールの生地について

NO.2 シルクベールの端処理について

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